知るの10・考えるの8「ニュータウンの栄枯盛衰」
知るの9でも書いた通り、ふじと台の人口爆発の勢いはすごいものがあります。しかしながら、最後には含ませた書き方で終わっていますね。
というのは「ニュータウン」の未来というものを考えなければなりません。
そもそもニュータウンとは何ぞや。Wikipediaによるところ「都市の過密化への対策として郊外に新たに建設された新しい市街地」です。
そして、日本で最初の大規模なニュータウンは、「千里ニュータウン」」です。大阪の豊中、吹田あたりにあります。1962年の初入居から50年を超え、千里ニュータウンではどんなことが起こっているのでしょうか?
課題①「人口」
様々な年代の人に住んでもらおうと目論んでいたニュータウンですが、実際は賃貸が大量に住宅を供給したこと、事業期間が10年しかなかったことなどから、子育て世代がたくさん住むことになったらしいです。従って、核家族化と、立地条件の良さなどから、人口の減少と高齢化は止められなくなってしまったのです。
課題②「老朽化」
まちびらきから50年も経ってしまったので、建物が現行の法律に間に合っていなかったり、人口構成や、ライフスタイルに対応していなかったり…。そして、再開発するのも、難しい話ですが、地権者の意見の一致が必要だったりとか…。よくわからないですが、なかなか面倒になっているみたいですね。
要するに「人が増え施設が増えてニュータウン後は野となり山となるべし」
上の二つぐらいが千里ニュータウンの現在抱えている問題ですね。
余裕でふじと台でも起こりえますよね!!! 課題①、②と同じように、ほとんどが分譲地、生活に困らない開発がすでに終わっている。いやもう、かなり未来が見えている気が…。
しかし、良くも悪くも轍はできている。千里ニュータウンはきちんと再生計画を作っていますよ!!! これも踏まえて、ふじと台を進化し続ける町にできないですかね! 次回が楽しみです!!! そして、勝手に図とか借りてええんか?
疑問①千里ニュータウンの再生計画とは?
参考「千里ニュータウンのこれまでと今後-まちびらきから50年を経て-」天田茂著