知るの12「2025年問題」

 

 知るの4でも述べた「2025年問題」は高齢化の何がいけないのかを知る良い題材だと思うので、ここで大いに取り上げたいと思います。

 

 「2025年問題」は簡単に言いますと、「団塊の世代が2025年頃までに後期高齢者(75歳以上)に達する事により、介護・医療費等社会保障費の急増が懸念される問題」です。もう少しかみ砕くと、「人口の30%が高齢者になっちゃうよ」っていう問題です。

 

 確かに、30%が高齢者になっちゃうのはやばい気がするけど、具体的にどうやばいのかわかりません。ということで、個人的に「やばい」を3つに分けてみました。

 

   ①生産力の低下

   ②社会保障の負担増

   ③医療の限界

 

 こんなものかなと。まだまだ未熟なわけで、もっと重大なものがあるかもわかりませんが。この3つは、実によく絡みあってまして、詳しくは今後述べていきたいと思います。

 

 まだ10年もある。ではなく、もう10年しかない「2025年問題」。我々、ニュージェネ(!)から働き盛りの人たちにとっても、迎える2025年は悲観すべきものだと思います。

 

 いや~和歌山の話がしたい!!!

 

参考「平成18年厚生労働省・委員会報告書」