知るの16「ユーゴスラヴィア社会主義連邦共和国」
本当にご無沙汰しております。なかなか忙しくて、更新がままならずでした。もう3か月ぐらい前じゃないですか…。
さて、考えるの13で、移民を受け入れるには、民族や宗教、言語など、収拾するののが大変だと思うということを考えました。そこで、「ユーゴスラヴィア社会主義連邦共和国」のお話しですが…。
「ユーゴスラヴィア社会主義連邦共和国」はヨシップ・ブロズ・チトーによって独立された「七つの国境、六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字、一つの国家」といわれるほど多様性に満ちた国家で、第二次世界大戦中の1943年から1992年まで存在した社会主義国家です。社会主義国家といってもかなり自由のある社会主義で、所謂ソ連とは異なるもので、「市場社会主義」と呼ばれてます。まあ今回の話ではあんまり関係ない(関係ないとはいっていない)ので、まあ省きますか。
このユーゴスラヴィア連邦の基本理念となったのが、「兄弟愛と統一」です。僕の中では、この言葉こそが、連邦崩壊の理念にもなっているとは思うのですが…。
移民を受け入れるのが難しい話でしたが、その結論に至るまで、この話はまだまだ続きます。私の勉強のためにも、暫くお付き合いを(^_-)-☆
参考文献「ナショナリズム入門」植村和秀著